川崎市を流れる川
みんなのまちを流れている川は、どれでしょう。
また、川はどのような川でしょうか。
多摩川には、②~⑧の川が流れ込んでいます。鶴見川には、⑩~⑰の川が流れ込んでいます。
川は、どのような高さのところを
流れているのでしょう。

川は、周りの土地よりも低く窪んでいるところを流れています。
降った雨は、高いところを流れる小さな川から、低いところを流れる大きな多摩川や鶴見川へつながり、海へ流れ込みます。

今も暮らしに役立っている二ヶ領用水
今、二ヶ領用水は、どんなことに
使われているのでしょう。
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水田や畑(多摩区)
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工場などで使う工業用水(多摩区)
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遊び場(多摩区)
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春は桜の名所(多摩区)
二ヶ領用水は、今でも農業や工業に使われています。また、市民の憩いの場としても整備され、さまざまな生き物が住んでいます。
二ヶ領用水はどのように
流れているのでしょうか。

多摩川の水を広い範囲に平等に流すために次のような様々な工夫がされています。
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上河原堰堤(多摩区菅稲田堤)
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堰堤の仕組み
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(今)円筒分水(高津区久地)
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(昔)久地の分量樋

二ヶ領用水は、どのように
変わってきたのでしょう。
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昔の二ヶ領用水では、洪水になることもありました。
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洪水を防ぐために、川の幅を広げたり、深くしたり
しました。
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みんなが遊べるようになっている所もあります。
二ヶ領用水をきれいにするために、色々な活動をしています。
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二ヶ領用水をきれいにする運動も高まってきました。
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川が汚れたときには、川の石をきれいにします。

国登録記念物
400年以上前から、農業用水や工業用水として利用されてきた二ヶ領用水は、現在では、市民が親しめる場所として利用されています。
川崎の歴史を知る上で、大切な宝物として次の世代につなぐため、令和2年3月10日に、国の登録記念物に登録されました。
登録されたことで、二ヶ領用水の歴史的な価値が知られるとともに、貴重な用水として守られていきます。
※国登録制度は、法律によって、歴史的なモノや遺跡などを登録し、保存しながら積極的に活用していくためにつくられました。
昔の川
川は、
どんな役割をしていたのでしょう。
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アユをとっています。(多摩区菅稲田堤)
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水泳をしています(多摩区中野島)
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砂利をとっています。
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障子のさんを洗っています。(川崎区塩浜)
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これからの川
川は、これから
どのように変わっていくのでしょう。
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みんなの憩いの場
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水辺の散策
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環境学習の場
川は、みんなの憩いの場として、よみがえろうとしています。
かわいい生き物たちも、もっと帰ってくるでしょう。
川で遊ぶときの注意
- 川で遊ぶときは、大人と一緒に行く。
- 草むらに入るときは、長そで、長ズボンを着る。
- 釣りばりやガラスの欠片が落ちているので、裸足にならない。
- 台風や大雨のときは、絶対に水辺には近づかない。
- 大けがをしたとき、ヘビやカメに噛まれたとき、ハチに刺されたときは、すぐに近くの大人に助けを求める。
